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建築写真の撮影にシフトレンズは必要か?

  • 亘 近藤
  • 3月26日
  • 読了時間: 2分


私は毎月何件もの建築写真を撮影していますが、建物の外観撮影には基本的に「シフトレンズ」を使用しています。

シフトレンズとは1枚目の写真のように建物を見上げるスタイルで撮影をすると建物が台形に写ってしまうところを、縦にまっすぐ写るようにできる特殊なレンズです。



私はCanonの「TS-E17mm F4L」を使っているのですが、これは30万円前後する高価なレンズなので、建築写真撮影を生業にしている写真家でないと持っている人は少ないですね。

逆に言うとシフトレンズを持っていないと建築写真を撮る資格がないと言えるくらいの重要なレンズです。



↓キャノンのティルト&シフトレンズ「TS-E17mm F4L」


以前はレンズ交換を面倒に思い、シフトレンズを積極的には使っていなかった時期もありました。

その時は超広角レンズで三脚目一杯高い位置からかなり引きで(建物を小さく)撮影して、写真編集ソフトで台形に写っている建物を無理やり真っ直ぐにしてからトリミングしていました。



最近の写真編集ソフトは優秀なのでシフトレンズは必要ないんじゃないかとその頃は思っていたんですね。

しかし、修正の程度が大きいと建物の縦横比が不自然になったり、画面周辺に不自然なしわ寄せが出てしまうことがあったのです。



その点、シフトレンズを使えば写真表現に破綻はありません。

シフトレンズを使えば建物を真っ直ぐに写すのも、下からあおって写すのも、写真家の表現方法としてその場で選ぶこともできます。



それと建物から離れた位置から撮影できない場合や超高層建築の撮影はやっぱりシフトレンズがないと無理なんです。

なので、建築写真の撮影にシフトレンズは必要です!




 
 
 

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